ニッチビジネス
2018.01.09経営戦略
ニッチビジネスとは、市場の大多数を占める顧客のニーズに対してではなく、市場の中の一部の特定の顧客、特定のニーズに対して商品やサービスを提供するビジネスで、スキマビジネス、スキマ産業などとも呼ばれています。
ニッチビジネスには、市場がさほど大きくなかったり、顧客数が少ないためにメリットが小さかったりするために、あえて参入が敬遠されていた事業や、それまで誰も考えつかなかった、あるいは思いついたが事業として構築できなかった分野などが含まれます。
市場規模が小さいニッチビジネスは特定少数の顧客から支持を集めやすい場合が多いです。
また、独創性からニッチビジネスに区分されるものは一般化によって市場規模の拡大が将来見込まれることがあります。
最近よく街で見かける大きいサイズ専門店のアパレルショップもニッチビジネスと言えるでしょう。
大きいサイズ専門のアパレルショップは、ターゲットを完全に絞った戦略を採用しており、「体が大きくて合うサイズが少ないけどおしゃれがしたい」という消費者をうまく取り込んで成功した事例です。
会社を設立して起業したいと考えている方は、簡単なアイデアやちょっとした工夫でニッチビジネスとして成功することも可能です。