コンタクトポイント
2018.01.05マーケティング
コンタクトポイントとは、消費者とブランドを結ぶ可能性のある、あらゆる接点のことです。
一般的には、商品のパッケージ、テレビCM・新聞広告・交通広告などの広告、テレビ番組・雑誌記事などの番組・記事、店頭のポスター・キャンペーングッズなどの販促物、企業のWebサイト・個人のブログなどパソコン・携帯電話、家族や友人との会話などが含まれます。
この概念を表すのに、広告代理店が独自に「タッチポイント」「体験ポイント」「リレーションポイント」などの用語を使用していますが、意味するところは同じです。
コンタクトポイントは「購入前」「購入時」「購入後」の3つに分類され、これらの接点における経験の積み重ねにより、顧客の中でブランドが構築されていきます。
購入前コンタクトポイント
商品を顧客が購買する前のコンタクトポイントです。
例)広告、口コミ、ダイレクトメール、インターネット
購入時コンタクトポイント
商品を顧客が購買する時、購買する瞬間のコンタクトポイントです。
例)販売員、店舗、パッケージ、試食
購入後コンタクトポイント
商品を顧客が購買した後のコンタクトポイントです。
例)配送、カスタマーサービス、請求書
この3種類のコンタクトポイントに共通することは「顧客の立場に立って考える」ということで、コンタクトポイントを整理し、顧客の立場に立って考えていくことがマーケティングにおいては重要となります。
会社設立後すぐには、コンタクトポイントは少ないかもしれませんが、それぞれのコンタクトポイントで効果的な施策を打てるようにましょう。