コミュニティ・マーケティング
2017.10.25マーケティング
コミュニティ・マーケティングとは、インターネット上の共通の関心事や目的のもとに集まった参加者同士が形成するコミュニティを活用したマーケティングの手法を意味します。
近年、様々な企業がコミュニティ上で商品やサービスの認知を高めたり、企業ブランドや製品イメージを浸透させるためにコミュニティ・マーケティングを行っています。
その目的のひとつは、企業が一方的に顧客に対して情報を提供するだけでなく、企業と顧客、顧客と顧客の双方向のコミュニケーションを行うことで、その企業のファンになる顧客を獲得することです。
米国では、企業が顧客との信頼関係を築くためにFacebookなどのパブリックコミュニティではなく企業独自のプライベートコミュニティを構築するケースが増えています。
そのようなプライベートコミュニティでは、ファン同士がその商品についてのより効果的な使い方や商品の推薦などを行ったり、そこで発生した口コミや評価によって販売が促進されます。
さらに、このコミュニティ内での顧客の声を分析することで、埋もれがちな顧客の意見を理解できることも大きなメリットです。
コミュニティ・マーケティングではコミュニティを独自に構築することが非常に有効ですが、何のためにコミュニティを構築するのか、コミュニティから何を得たいかを明確にすることが重要となります。
会社設立を行ってしばらくは、このようなコミュニティ・マーケティングを行うことは難しいかもしれませんが、コミュニティを構築できれば効果は非常に高いものとなり、飛躍的に業績が向上することが見込めるので、コミュニティ・マーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。