ペルソナマーケティング
2017.09.19マーケティング
ペルソナマーケティングとは、商品やサービスのターゲットとなる理想のお客様を具体的にイメージしてマーケティング施策を考える手法です。
ユーザーを「ユーザー」のままで語るよりも、ペルソナを設定するほうが優れている点として、ユーザー像がより具体的で理解しやすい形になることがあげられます。
事例としては、TBCはMEN’S TBCをマーケティングするにあたり、三軒茶屋のワンルールマンションに住んでいる都内のA学院大学に通う20歳の男性をペルソナと定義しました。
ペルソナのライフスタイルから逆算して、彼らが頻繁に利用するであろうコンビニを中心に男性向けのコスメティックをまずは販売して、MEN’S TBCの認知度を増やすことをしました。
その結果、「MEN’S TBC」の認知度が高まり、エステサロンの方の問い合わせ数が3割から4割上がるという成果につながりました。
ペルソナは複数のプロセスをまたがった共通言語になるという利点もあります。
ソフトウェアの開発と同じように、マーケティングにも様々なプロセスがあります。
マーケティングを成功に導くためには、商品コンセプト、デザイン、コミュニケーションなどの各プロセスで、一貫したユーザー像を想定することが重要です。
ペルソナを使うことで、各プロセスに関わるメンバーが共通のユーザー像をイメージできるようになり、開発プロセス間の齟齬を減らすことができます。
また、プロセスをまたがったメンバー間のコミュニケーションが活発に行われる効果も期待できるでしょう。