ナレッジ・マネジメント
2017.09.12マネジメント
ナレッジ・マネジメントとは個人が持ってる知識を企業内で共有して活用することで、新たな知識を創造しながら社内全体の生産性向上につなげる経営手法です。
ナレッジ・マネジメントの対象となる知識は、過去の売上高や取引先の数といったデータだけでなく、トラブルが起きた時の対処法といったノウハウも含まれます。
このようなナレッジは従来、言葉や文章で記録しておくとは難しく、個々人が所有するものだと考えられてきました。
このような個々人がもつ暗黙知を言葉や数式で表現できる形式知に変換し、それを社内で相互交換しあうことで新たな創造を行うことがナレッジ・マネジメントです。
それででは、ナレッジをまとめ社内で共有しようとした場合に、紙の資料で会社の書架に置いておくとどうなるでしょうか。
恐らく、誰も見ようとはしないですし、社内にいるときしか見ることはできません。
ナレッジ・マネジメントではナレッジに誰でもアクセスできるようにすることが重要です。
そこで、誰もがどんな場所からアクセスできるWebツールを用いれば、ナレッジを有効に活用できるのではないでしょうか。
例えば、google ドライブ、OneDriveといったWeb上で様々なデータを保管しておくことがある程度の容量まで無料のサービスがあります。
このようなサービスを上手く利用し、社内のナレッジを共有すれば優れた生産性を実現することができるでしょう。
会社がそれなりの規模になってから、このようなナレッジを整備するのではなく、会社設立を行ってから早い段階からナレッジ・マネジメントに着手するようにし、生産性を上げていくようにしましょう。