登記とは
2017.09.07設立前の準備
株式会社を設立するには、①定款を作成し、②公証人役場で定款の認証を行い、③出資金を払込み、④登記を行います。
最後の④登記とは、法務局に備えられている「登記簿」に権利関係や会社の重要事項などを記載することをいいます。
登記は大きく分けると、不動産登記と商業登記があります。
不動産登記とは、不動産の権利関係を明らかにする事項を記録することをいいます。
不動産取引は高額であることが多いため、不動産登記には、不動産に関する情報を正確に多くの人に提供するという目的があります。
商業登記とは、会社の重要事項などを記録することをいいます。
商業登記により、取引の相手方を保護し、取引を迅速に行うことができます。
登記簿には会社の代表取締役の氏名などの情報が記載されています。
大事な取引などの前に取引相手の登記情報を見ることで、不測の損害を避けることができます。
登記情報を見るには、①法務局に出向いて閲覧する方法②インターネットで調べる方法③登記簿謄本を取得するという方法があります。
登記情報は誰でも見ることができ、身分証明書も必要がありません。