個人事業主が融資を受けるときは確定申告が必要
2017.08.24創業融資
個人事業主の方が銀行や公庫から融資を受けようとする際に必要となる書類がいくつかあります。
その書類のひとつに確定申告書の写しがあります。
個人事業主の方の所得を確定申告書の写しによって証明するのです。
まず、公庫から借りるのであれば直近2期分の確定申告書の写しが必要となります。
前年度が給与所得の場合は源泉徴収票でも大丈夫です。
また、銀行から借りる場合は直近3期分の確定申告書の写しを要求されることもあります。
個人事業主の方の中には今までずっと無申告のままできている方がいるかもしれませんが、確定申告は期限が過ぎてしまったら、もうできないというわけではありません。
過去5年まで遡って確定申告はできるので、今まで無申告だったとしても融資を受けるために必要な書類は揃えることができます。
事業に使う資金を借りる場合以外でも、個人事業主の方が所得を証明する場合には確定申告書の写しが必要となってきますので、確定申告はするようにしましょう。
個人事業主から会社を設立して法人化してすぐに融資を受けたい場合にも、個人事業主だった時の確定申告書の写しが融資を受ける際に必要になることもあります。