合同会社の定款と登記簿に記載される名前
2017.08.08合同会社
株式会社では定款に発起人の名前が記載され、法人登記後、登記簿には代表取締役の名前が記載されます。
では、合同会社の場合には定款と登記簿には誰の名前が記載されるのでしょうか。
まず、定款には出資者である社員の名前が記載されます。
合同会社の業務を執行する業務執行社員や、合同会社を代表する代表社員は必ず社員である必要があるため、合同会社の役員になる場合は必ず定款に名前が記載されることになります。
次に、登記簿には業務執行社員と代表社員の名前が記載されます。
出資を行うだけの社員は登記簿に名前は記載されません。
社員が一人しかいない場合はその社員が業務執行社員であり、代表社員であるので必ず登記簿に名前が記載されます。
社員が2人いる場合は、一人を出資だけ行う社員とし、もう一人を業務執行と代表をする社員とすれば、出資だけ行う社員は登記簿に名前は記載されません。