データマイニング
2017.07.06マーケティング
データマイニングとは、様々なデータ解析の手法を大量のデータに網羅的に適用することで知識を取り出す技術のことです。
通常のデータの扱い方からは想像が及びにくい、ヒューリスティック(発見的)な知識獲得が可能であるという期待の意味を含んでいることが多いでしょう。
1990年代に、アメリカの大手スーパーマーケットチェーンで、大量の販売データから「赤ちゃんの紙おむつを買うお客はビールを買う確立が高い」という結果が出たため、おむつの近くにビールを配置することによって両方の売上を上げたという話があり、これはデータマイニングのいい例といえます。
1990年代に入ってからインターネットの普及により、世の中のデータ量は爆発的に増加し、SNSやクラウドシステムの登場はそれをさらに加速させています。
また、データ量の増加に伴いそれを処理する技法やハードウェアも進化しより高度なデータマイニングが可能となってきています。
このため、大量のデータが溢れている現代では、顧客の様々なニーズを読み解くことができるデータマイニングが重要となってくるでしょう。