One to Oneマーケティング
2017.06.22マーケティング
One to Oneマーケティングとは、消費者一人ひとりの嗜好やニーズにあわせて展開するマーケティング活動のことです。
経営コンサルタントのD.ペパーズとM.ロジャースが1993年に出版した著書で導入された概念です。
ある基準に則って細分化された集団としての消費者をターゲットに、様々な手法を行うことで全体としての利益の増加を目指している従来のマスマーケティングとは異なり、消費者一人ひとりの属性や嗜好、消費行動などから個人一人に最適化されたマーケティング活動を展開する手法のことを指します。
ITの進展によりSFAやCRMなどの各種ツールが安価に使用できるようになったため、One to Oneマーケティングの実施は様々な場面で実施可能となるでしょう。
また、ITの利用により安価なコストで消費者には、あたかも自分自身にカスタマイズされた情報が提供されている印象を持たせることができます。
近年、ユーザーのニーズの多様化により、One to Oneマーケティングはますます重要視されてきています。