財務レバレッジ効果
2017.02.25創業融資
財務レバレッジ効果とは総資産利益率が借入金利より高い場合、借入をして事業規模を大きくした方が株主資本利益率が高まるという理論です。
株主資本利益率が高まるということは企業価値も高まるといることです。
もっと簡単に言うと、会社から多くの利益が生み出されると言うことです。
財務レバレッジ効果は簡単な数式で数学的に立証されています。
しかしデメリットもあります。
借入が大きくなると、業績が悪くなった場合に会社が倒産する可能性が高くなります。
しかし考えてみてください、バブルの頃の銀行借入金利は7%を超えるものが多かったのですが、最近は1%を切る銀行借入金利も多数存在します。
今が銀行から借入をして自社を大きくするチャンスであると言えます。
会社設立後はなかなか資金が回らず、事業を大きくする投資は難しいのですが、計画次第では借り入れによってそのような投資を行うための借入も検討する余地はあるでしょう。