フィンテック
2017.02.19その他
フィンテックとは、ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)の2つを併せた造語です。
ちなみにフィンテックという言葉はアメリカでは、既に5~6年くらい前からさかんに使われている単語です。
日本だと2014年に日経新聞にフィンテックという言葉がはじめて出来てきた程度なので、まだ歴史としては2年程度…といった感じです。
フィンテックの具体例は以下の通りです。
①スマートフォンでカード決済
フィンテックとして一番有名なのがモバイル決済です。
iPhoneやAndroid携帯などに小さな器具を取り付けるだけでクレジットカード決済が出来る、Squareや楽天スマートペイなどが有名です。
従来はクレジットカード決済端末という大きな機械を購入し、それを電話回線などにつなぐことでクレジットカード決済は行われていましたが、フィンテックを活用したモバイル決済では携帯電波で決済が出来るので、最小限の器具のみでクレジットカード決済が出来るようになりました。
②自動で家計簿が作れるクラウド家計簿
ノートに家計簿をつけなくても、自動で家計簿をつくることが出来るクラウド家計簿も、フィンテックとして有名なサービスです。
従来、家計簿を付けるためには銀行通帳やレシートとにらめっこをしながら1つ1つ、手書きでつけていく手間がありましたが、現在ではクレジットカードのネット明細や電子マネーの利用履歴などをひとまとめにし、自動で家計簿を付けてくれる仕組みが出てきました。
③複数のクレジットカードを1枚に
「財布の中にクレジットカードやキャッシュカードがたくさんあって邪魔だ!」と思っている方に対しても、フィンテックはその解決策を提示してくれます。
最近アメリカで開発に熱が入っているのが、複数枚のクレジットカードやキャッシュカードを1枚にまとめることが出来る電子カード。
StratosやCoin、Plastcなどが2016年現在では有名です。
会社経営を行う際にもフィンテックが使われることがありますが、どの企業でも導入できるものは限られています。
しかし、今後コスト面でも利用しやすくなってくると思われるので、会社設立を行ったら、積極的にフィンテックを取り入れ経営の効率化を図っていくとよいでしょう。